疾患について
脳血管障害は、脳の血管が詰まってしまったり、破れてしまったりして神経症状を起こす病気の総称です。脳卒中とも呼ばれ、脳梗塞、脳出血やくも膜下出血を含んだ概念になります。脳神経内科では脳梗塞の診療を担当することが多いです。
脳を栄養する血管が詰まり、脳が壊死してしまうのが脳梗塞です。脳梗塞の症状に気付き、少しでも早く病院を受診して頂くために「FAST」という言葉があります。それぞれの頭文字は以下のような意味があります。
F:Face(顔のゆがみがないか?笑顔を作れるか?)
A:Arm(腕を上げていられるか?)
S:Speech(言葉をしゃべりづらくないか?)
T:Time(症状が出た時間を記録してすぐに受診)
FASに当てはまる症状がありましたら、早期診断・早期治療を行うために最後のTが示すようにすぐに病院を受診してください。
トピックス
発症から4.5時間以内の急性期脳梗塞では、静注血栓溶解療法が施行できる可能性があります。これは血管を詰まらせている血栓を溶かすために、rt-PAという薬を点滴で投与する治療です。治療開始が早いほど治療効果が期待できるため、脳梗塞を疑う症状が出現した場合は少しでも早く病院を受診してください。機械的血栓回収療法(血管内治療)の適応となる場合もあり、脳神経外科と連携して診療を行っています。
