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第51回日本神経病理学会 参加報告

第51回日本神経病理学会が4月23日から25日に東京・シェーンバッハ・サボーで行われました.普段から神経学会関東地方会等で何度も行っている会場です.どこも行くところがなく,学会の合間も会場で待機してほぼ朝から晩まで,いつになく集中して参加してしまいました.終わった後は頭も体も非常に疲れていますが,興味ある分野の発表の時は眠気もなく頑張れてしまうものだと我ながら感心してしまいました.


今回,私は新しい遺伝性ALSの原因遺伝子として同定されたfused in sarcoma (FUS) に関連した発表をしてきました.FUSはTDP-43と同様にDNA/RNA binding proteinであり,運動ニューロン疾患ならびにFTLDの一部にFUS陽性封入体がみられることから最近注目を集めている蛋白です.今回の学会でも幾つかFUSに関連した発表があり,今後の研究の進め方のヒントを得ることができました.また,初日の夜には東京都神経科学総合研究所の渡部和彦先生と一緒に会食しました.(渡部先生は顔面神経損傷ラットを頂いたりと大変お世話になっている先生です.)今回初めて食事を一緒にさせていただき,今後の研究に関して有意義な情報交換ができ良かったです.今後ともよろしくお願い致します.



渡部先生と.赤坂見附駅近くにて

今回の学会では,最終日に教育コースがあり,うちからも3人のレジデントが参加しています.3人が神経病理学に興味を持ってくれたらなと思っていましたが,残念な結果だった様です・・・.(藤田行雄)

 

 

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